「オナ禁するとモテるようになる。」
SNSやYouTubeで一度は聞いたことがある話ではないでしょうか。
・女性から話しかけられるようになった
・自信がついた
・覇気が出た
・筋トレ効果が上がった
・仕事がうまくいくようになった
一方で、
「本当に科学的根拠はあるの?」
「テストステロンが増えるって本当?」
「ただの思い込みじゃないの?」
と思う人も多いでしょう。
実は、オナ禁と男性ホルモンの関係については実際に研究が行われています。
そして、有名な
「オナ禁7日目でテストステロン147%」
という説にも元となった論文が存在します。
しかし、結論はインターネットで語られているほど単純ではありません。
この記事では、泌尿器科門前薬局勤務の薬剤師が、
・オナ禁とテストステロンの関係
・オナ禁するとモテると言われる理由
・科学的に期待できる効果
・本当に男性ホルモンを増やす方法
について論文をもとにわかりやすく解説します。
この記事でわかること
✓ オナ禁するとテストステロンは増えるのか
✓ 「オナ禁するとモテる」と言われる理由
✓ 科学的に確認されている効果と誤解
✓ 本当に男性ホルモンを増やす方法
結論|オナ禁でモテる人はいる。でも理由は「精液」ではない
結論からお伝えします。
現時点では、
「オナ禁そのものが女性にモテることを証明した研究はありません。」
一方で、
・自信がつく
・行動力が増える
・ポルノ視聴が減る
・睡眠が改善する
・筋トレやダイエットを始める
といった変化が起こることで、
結果的に魅力的になる可能性は十分あります。
つまり、
「精液を溜めたからモテる」
のではなく、
「生活や行動が変わった結果としてモテる」
可能性が高いというのが現在の科学的な結論です。
オナ禁するとテストステロンは本当に増える?
この記事最大のテーマです。
結論は、
「一時的には増える可能性がある」
です。
有名な「7日目147%説」の論文
2003年、中国の研究グループは28人の健康な男性を対象に、
射精後の禁欲期間とテストステロン値の変化を調査しました。
結果は非常に興味深いものでした。
| 禁欲期間 | テストステロン値 |
|---|---|
| 1〜6日目 | ほぼ変化なし |
| 7日目 | 145.7%まで上昇 |
| 8日目以降 | 元の値に戻る |
この研究が、
インターネットで有名な
「オナ禁7日目でテストステロン147%」
の元ネタです。
147%ってかなりすごいのでは?
数字だけ見ると、
「オナ禁最強じゃん!」
と思うかもしれません。
しかし、ここには大きな注意点があります。
この研究には、
・被験者28人
・単施設研究
・追試が少ない
という限界があります。
さらに重要なのは、
「7日目以降も増え続けたわけではない」
ということです。
実際には、
8日目以降は元の値に戻っています。
つまり、
「30日オナ禁したらテストステロンが5倍になる」
ということはありません。
射精すると男性ホルモンは減るの?
これもよくある誤解です。
現在の研究では、
「射精によって長期的にテストステロンが低下する証拠はありません。」
つまり、
・毎日射精している人
・週1回の人
・オナ禁している人
で、慢性的なテストステロン値に大きな差があることは証明されていません。
女性はテストステロンが高い男性を好むのか?
ここが「オナ禁するとモテる説」の核心です。
研究では、
テストステロンが高い男性は、
・自信がある
・積極性が高い
・行動力がある
・リーダーシップを発揮しやすい
傾向があることが報告されています。
また、
・声が低い
・堂々としている
・姿勢が良い
男性は魅力的に見えやすい可能性もあります。
でも「高テストステロン=モテる」ではない
ここは非常に重要です。
現在の恋愛研究では、
女性が長期的なパートナーに求めるものとして、
・優しさ
・誠実さ
・安心感
・経済力
・家事・育児参加
なども非常に重要であることが分かっています。
つまり、
「テストステロンだけで恋愛は決まらない」
ということです。
オナ禁するとモテると言われる本当の理由4選
ここからがこの記事の本題です。
私自身は、
オナ禁によって「モテるようになった」と感じる人がいる理由は、
以下の4つが大きいと考えています。
① ポルノ視聴時間が減る
オナ禁を始めると、
多くの人はAVを見る時間も減ります。
すると、
・現実の異性への関心が戻る
・出会いを求める行動が増える
・コミュニケーション量が増える
可能性があります。
② 自信がつく
オナ禁は、
「自分との約束を守れた」
という成功体験になります。
心理学ではこれを
「自己効力感」
と呼びます。
自己効力感が高まると、
・姿勢が良くなる
・声が大きくなる
・表情が明るくなる
・行動力が増える
ことが知られています。
これが、
「モテるようになった」
と感じる理由の一つかもしれません。
③ 筋トレやダイエットを始める
オナ禁をきっかけに、
・筋トレ
・ダイエット
・スキンケア
・ファッション
を始める人は少なくありません。
もし、
・体脂肪が減る
・筋肉が増える
・肌がきれいになる
のであれば、
当然魅力も上がります。
④ 睡眠が改善する
意外と大きいのがこれです。
深夜のAV視聴が減ることで、
睡眠時間が増える人もいます。
実は、
睡眠不足はテストステロンを大きく低下させます。
2011年の研究では、
5時間睡眠を1週間続けただけで、
テストステロンが10〜15%低下しました。
つまり、
オナ禁によるホルモン変化より、
睡眠改善の方が男性ホルモンへの影響は大きい可能性があります。
オナ禁は筋トレ効果を高める?
筋トレ界隈では、
「射精すると筋肉が落ちる」
と言われることがあります。
しかし、
現時点で、
「射精によって筋肥大が妨げられる」
という証拠はありません。
筋肉の成長に重要なのは、
・トレーニング
・睡眠
・タンパク質摂取
・総テストステロン量
です。
正直なところ、
オナ禁より睡眠不足の方が圧倒的に悪影響です。
薬剤師が考える「本当に男性ホルモンを増やす方法」
もし目的が、
「男性ホルモンを増やすこと」
であれば、
オナ禁より優先すべきことがあります。
1位 睡眠
男性ホルモンの多くは睡眠中に分泌されます。
まずは7〜8時間の睡眠を目指しましょう。
2位 肥満改善
特に内臓脂肪は、
テストステロンを減少させることが知られています。
3位 筋トレ
特に、
・スクワット
・デッドリフト
・ベンチプレス
など大筋群を使うトレーニングは有効です。
4位 ストレス管理
慢性的なストレスは、
コルチゾールを増やし、
テストステロンを低下させます。
5位 バランスの良い食事
極端なダイエットや脂質制限は、
男性ホルモン低下につながる可能性があります。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
・オナ禁で一時的にテストステロンが上がる可能性はある
・有名な147%説は7日目のみの一時的変化だった
・オナ禁そのものがモテる証拠はない
・ただし生活習慣や行動が変わることで魅力が増す可能性はある
・本当に男性ホルモンを増やしたいなら睡眠・筋トレ・減量が重要
結論として、
「オナ禁は魔法のモテ薬ではありません。」
しかし、
生活習慣を見直すきっかけとして活用するのであれば、
十分価値のある取り組みと言えるでしょう。
参考文献
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